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安倍晋三=遅れてやってきた60年代型宰相

2015/09/27 日々閑々

なんだかいつか来た道の焼き直しで恥ずかしくなります。

ニッポン一億総活躍プラン

「一億総中流」と言われた時代もありました。「一億総白痴化」と警告された時代もありました。今さら「一億総活躍プラン」と叫ばれても、ふと足元も見てみれば、国の借金 1053兆円(2015年3月末)、高齢化社会、少子化、増えていくばかりの借金を誰が返すのでしょうか?

だから「一億総活躍プラン」だ!、って? 叫んで借金が減るのなら、サラ金、街金、銀行だってみんなつぶれています。

「一億総火の玉(ひだるま)プラン」にならなければいいのですが。

GDP600兆円で戦後最大の経済の豊かさ

オイオイ、池田勇人の「所得倍増計画」か?

スローガン政治が成り立つのはイケイケの高度成長期かバブル期でしょう。多くの人が右肩上がりなどありえないことに気づき、まあほどほどでいいやと思っている時にスローガンなど何の役にもたちません。

それにしても安倍くんというのは遅れてやってきた1960年代タイプの首相ですね。

高度成長もバブルももうないよ

第一の矢、『希望を生み出す強い経済』。
第二の矢、『夢をつむぐ子育て支援』。
第三の矢、『安心につながる社会保障』。

何、この3本の矢!?

目的と手段がごちゃごちゃになってますよ。まあそれは置いておいても、「強い経済」のために「子育て支援」して人口を増やし、で、どうするの?

それに「強い経済」が「希望」を生み出すんじゃなくて、高度成長期は(まやかしだとしても)「希望」があったから、みんなが頑張って働き「強い経済」になったんじゃないですか。

どうみても、高度成長期よもう一度、と言っているようにしか取れません。

財政再建を真剣にやれば希望は生まれる

誰もが GDP600兆円が無理だってことぐらい分かっています。高齢化社会も避けられません。少子化も人口維持するところまで持っていくのも大変でしょう。

そうした現実を無視して、内容のないスローガンを嬉々として叫んでいるから皆希望を失うのです。

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