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ダッカ犠牲者、無言の帰宅=仮に犠牲者を悼まない人がいたとしてもそんなこと自由なんですよ

2016/07/5 日々閑々

朝食を食べながらテレビを見ていましたら、ダッカで犠牲になった方々が羽田に着いたところらしく、その様子が中継されていました。

7人の遺体が載せられたトレーラーが停まったまま並んでおり、黒服をきた数人が何かを待っているようです。やがて、岸田外相や(多分)萩生田官房副長官らがやってきて遺体に献花する儀式が数分にわたり行われていました。それを生中継しているわけです。

その様子になんとも言えない違和感を感じたんですが、どうなんでしょう?

テロ犠牲者7人、無言の帰国 政府専用機が羽田空港に到着 :日本経済新聞

もちろん、亡くなられた方の冥福を祈り、悼む心をどうこう言おうとしているわけではありません。

もう多くのところで言われているように、今回のダッカでのテロは、日本人を含む外国人をターゲットにしたものであり、すでに「日本人だから安全」という神話は崩壊しています。

その直接の原因を作っているのは安倍政権でありながら、それを隠蔽するかのごとくに、まるで「お国のために」のような儀式を行い、それを生中継で流すようマスコミを動かすというのはどうなんでしょう?

ただ、それを誰かが意図して、たとえば安倍首相や菅官房長官が指示したということもないでしょう。多分、外務省の官僚か誰かが、安倍政権が撒き散らしている国家主義的な空気を忖度したんだと思います。

こういう空気が怖いんですよ。

7人の方が国のために働いていたかのような幻想をつくり、それを利用しようとする「国家」という権力があるということです。

7人の方はそれぞれの思いで、それぞれに生きがいを求めて一生懸命生きていた、それでいいんじゃないでしょうか。

柄谷行人著『憲法の無意識』=憲法九条の文字通りの実行が世界同時革命の端緒となる
柄谷行人著『憲法の無意識』現在の新自由主義的(帝国主義的)段階も、(第一次世界大戦と同様に)戦争を通して収束する蓋然性が高い
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