「平和」へのメッセージだけでは「平和」は生まれない。さて、どうする?

「LITERA リテラ」が「文化人が最期に残した平和へのメッセージを聞け!」との特集をトップに載せていました。

LITERA/リテラ 本と雑誌の知を再発見

編集者のメッセージがあるわけでない過去記事のまとめですが、ここにあがっている方の生年月日を調べてみましたら、7人中6人が戦前生まれで、5人が10歳位で終戦をむかえられています。

愛川欽也 1934年6月25日生
大橋巨泉 1934年3月22日生
永六輔 1933年4月10日生
野坂昭如 1930年10月10日生
水木しげる 1922年3月8日生
菅原文太 1933年8月16日生
忌野清志郎 1951年4月2日生

「戦争」の記憶がある方たちの、現在の政治状況、直接的には安倍政権への批判的危機感の現れだと思いますが、たとえ「戦争」の記憶がなくても、たとえば、鳥越俊太郎さん(1940年3月13日生)や石田純一さん(1954年1月14日生)にしても、同じような危機感からの行動だと思います。

ただ、参議院選挙や都知事選の状況をみても、どうやら、こうした勢力は少数派になりつつあるようで、暗黙的に安倍政権を支持する勢力が多数を占め始めているのは間違いなさそうです。

ヤバイ!

…ので、いきなり結論ですが、今、論点を明確にして議論をしなければ、いつか来た道の繰り返しになってしまいます。

論点は、いかにして日本は自立した国家として自由を取り戻すか?でしょう。

戦後70年、その議論を避けてきた護憲派、革新勢力こそが、いまこそ、正面からの議論を巻き起こす努力をすべきでしょう。

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