内閣総理大臣が堂々と憲法改正を謳っていいの? 内閣の憲法改正発議は憲法違反

安倍首相 憲法改正し2020年施行目指す意向を表明 | NHKニュース

行政の長である内閣総理大臣が自ら三権分立の原則を犯し憲法違反の演説をしても、立法府も司法も何も言わず、過去第四の権力ともてはやされたマスコミも大本営発表のごとくただ報じるのみですか…。

日本国憲法には内閣が憲法改正議案を国会に提出することを否定する記述はないので認められるとの屁理屈があるようですが、憲法改正くらい正攻法、つまり一議員として自民党を率い三分の二を持って発議すればいいのにと思います。

とにかくほぼ独裁国家に近い状態になっています。金正恩委員長とは言わないまでも、エルドアン大統領くらいにはなっていますね。

忖度の国、裏口法が可能な国では、民主主義も独裁への道につながります。

明治維新 1868年、太平洋戦争敗戦 1945年、その間 77年です。今年2017年、敗戦から 72年、そろそろ戦後体制も制度疲労、澱が溜まって機能しなくなっているのではないでしょうか。

その意味では憲法改正も必要でしょうが、それは決して自衛隊の国軍化が最優先事項ではないでしょう。