IWC脱退に死刑執行15人、 平成は安倍政権の独りよがりで暮れる

日本、国際捕鯨委員会から脱退

菅官房長官、「捕鯨について、来年7月から商業捕鯨を再開することとし、国際捕鯨取締条約から脱退することを決定しました。」とさ。

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二階幹事長との取引材料は改憲、あるいは北方領土か?

安倍首相も菅官房長官も捕鯨推進派らしいこともあるのでしょうが、二階幹事長の選挙区は和歌山、そして安倍首相の悲願である憲法改正には二階幹事長の協力は欠かせないことを考えれば、何らかの取引をしたんでしょう。取引とはいかないまでも安倍首相が貸しを作ったということではないかと思います。

そうでもなければ、悲願の改憲発議、国民投票をひかえて、静かにしていたい安倍首相にとって何の得もないIWC脱退なんてことをこの時期にやるわけがありません。

ただし、その取引材料は、改憲ではなく、北方領土かも知れません。

とにかく名を残したい安倍首相にしてみれば、国民投票できわどい数字が予想される改憲よりも、政権=国会で決められるロシアとの平和条約締結にそのターゲットをシフトしている可能性があります。

捕鯨は日本の伝統文化?

農水族の利権のために農協を存続させて日本の農業を崩壊させてきたのは誰だ!?

欧米の価値観の押し付け?

「欧米の価値観の押しつけだ!」って、どれだけアメリカの言うがままになっているの!?

85年前の国際連盟脱退

と同じとは言わないまでも、「独りよがり」の強がりは同じ。

年末の死刑執行

政府の姿勢「死刑制度維持」改めて鮮明に 2人の刑執行(毎日新聞) – Yahoo!ニュース

死刑についての賛否以前にこの年末に、それもオウム事件で13人に対して一斉に死刑執行をしたその年に執行するというのははっきりした意思表示の意味があるのでしょう。

山下貴司法相は27日の記者会見で、死刑制度について「国民感情や刑事政策の在り方も踏まえ、基本的には各国で独自に決定すべき問題と考えている」と述べ、国際社会に対し、改めて死刑維持の立場を訴えた。  

「国民感情」ってなんやねん? 国民のせいにするな!と言いたいですね。

バランス感覚のない安倍政権

結局のところ、世に絶対正しいことなどあり得ないわけですから、みんなと仲良くやっていこうとすれば、バランス感覚しかないわけで、そのためには視野を広く持ち、いくらなんでもこれはやっちゃいけないよなという越えちゃいけない一線は守らなくていはいけません。

バランス感覚と言いますと、悪く言えば優柔不断的にも取られそうですので、言い換えれば、「自立」です。

簡単に言えば、アメリカと手を切れということです。トランプ大統領の今がチャンスなのに、その絶好の機会になぜ自衛隊を米軍と一体化させる?ということです。

視野が狭くなっている「独りよがり」のこの状態は極めて危険です。

安倍を選ぶあんたが悪い!

すみません(涙)。