映画

吉川惣司 矢島道子著『メアリー・アニングの冒険』

映画「アンモナイトの目覚め」を見て知ったメアリー・アニングさん、映画でも一応化石収集家として描かれてはいますが、テーマは一貫してレズビアンというセクシュアリティを追った映画になっていました。 実在した人物なのにこんな一面的な描き方でいいのか…

白石一文著『火口のふたり』映画の原作本

映画「火口のふたり」の原作本です。 映画のレビューはこちらです。 この映画を見るまで白石一文さんを知らなかったのですが直木賞作家なんですね。 物語としては、映画はほぼ原作通りに進んでいます。ただ、映画では言葉だけの賢治の背景にかなり嘘っぽさを…

望月衣塑子著『新聞記者』 映画よりも権力の怖さがわかる

映画「新聞記者」の原案との触れ込みの望月衣塑子さんの「新聞記者」を読みました。 ああ、逆ですね、映画のほうが望月さんの名前を触れ込んでいるということです。 新聞記者 (角川新書) 作者: 望月衣塑子 出版社/メーカー: KADOKAWA 発売日: 2017/10/12 メ…

「ROMA/ローマ」を見るために 地の果て(イオンシネマ茶屋)に行く

昨年2018年のベネチアで金獅子賞を受賞、アカデミー賞で外国語映画賞、監督賞、撮影賞を受賞したアルフォンソ・キュアロン監督の「ROMA/ローマ」を見るために地の果てイオンシネマ茶屋に行ってきました。 率直なところ、もっと都心の映画館で上映してほしい…

柴崎友香著『寝ても覚めても』 映画も良い、原作も良い

寝ても覚めても: 増補新版 (河出文庫) 作者: 柴崎友香 出版社/メーカー: 河出書房新社 発売日: 2018/06/05 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (3件) を見る 映画が良かったので原作を読んでみました。 面白いですね。 この小説からあの映画が生まれるのか…

「ベロニカとの記憶」の原作=ジュリアン・バーンズ著『終わりの感覚』

終わりの感覚 (新潮クレスト・ブックス) 作者: ジュリアンバーンズ,Julian Barnes,土屋政雄 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2012/12/01 メディア: ペーパーバック 購入: 2人 クリック: 12回 この商品を含むブログ (31件) を見る 映画「ベロニカとの記憶」…

フィリップ・ジャン著 松永りえ訳『エル ELLE』("Oh...")

エル ELLE (ハヤカワ文庫NV) 作者: フィリップジャン,Philippe Djian,松永りえ 出版社/メーカー: 早川書房 発売日: 2017/07/06 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (2件) を見る 映画を見て興味を持ち読んだ本です。 movieimpressions.com 上のリンクの映…

藤沢周著『武曲』映画を原作と比べてみると脚本の酷さがわかる

武曲 (文春文庫) 作者: 藤沢周 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2015/03/10 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (2件) を見る 映画「武曲」を見て、その際、原作の読書メーターなど読むにつけ、むちゃくちゃ面白そうな小説だと思い読んでみました。 aus…

ダニエル・ケールマン著『僕とカミンスキー 盲目の老画家との奇妙な旅』瀬川裕司訳

僕とカミンスキー 作者: ダニエル・ケールマン,瀬川裕司 出版社/メーカー: 三修社 発売日: 2009/03/01 メディア: 単行本 クリック: 8回 この商品を含むブログ (7件) を見る 映画を見て原作を読みました。 ausnichts.hatenablog.jp びっくりするくらい映画と…

ビー・フェイユイ(畢飛宇)著『ブラインド・マッサージ』

ブラインド・マッサージ (エクス・リブリス) 作者: 畢飛宇,飯塚容 出版社/メーカー: 白水社 発売日: 2016/08/24 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る ロウ・イエ監督の「ブラインド・マッサージ」を見て、面白そうと思い読んだ本ですが、もう一度映…

遠藤周作著『沈黙』 映画と原作

沈黙 (新潮文庫) 作者: 遠藤周作 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 1981/10/19 メディア: 文庫 購入: 26人 クリック: 337回 この商品を含むブログ (266件) を見る 映画「沈黙‐サイレンス‐」マーティン・スコセッシ監督を見て、原作を読み直してみました。読…

シン・ゴジラ=描かれているのは 「現実(ニッポン)対虚構(ゴジラ)」ではなく、 現実(ニッポン)対現実(セカイ)

なにげなくネットニュースやらツイッターやらを見ていましたら、「シン・ゴジラ」に関するこんな記事を発見。 gendai.ismedia.jp 別ブログで映画の感想やレビューを書いている手前、ちょっと気になり読んでみましたら、「ああそうだね、そこまで読み切らない…

佐藤泰志回顧展「〈青春の記憶 夢みる力〉佐藤泰志の場所」が中日新聞に紹介されていた

ウェブにはないみたいですので、写真を撮りました。 これですね。 <青春の記憶 夢みる力> 佐藤泰志の場所(トポス) もう一度読み直してみますかね。 佐藤泰志作品集 作者: 佐藤泰志 出版社/メーカー: クレイン 発売日: 2007/10/10 メディア: 単行本 購入: 1…

佐藤泰志さんの「オーバー・フェンス」が山下敦弘監督の手で映画化されたらしい!

これは楽しみです! overfence-movie.jp 「海炭市叙景」「そこのみにて光輝く」と映画化されているのですが、もうひとつ、佐藤泰志さんを感じられる映画になっていませんでした。 でも、山下敦弘監督ならやってくれるでしょう(笑)。 本を読んだ時の感想に …

散歩がてら、ミリオン座へ「マジカル・ガール」を見に行きました

友人が、「マジカル・ガール」の感想を読んで、見に行こうかなと言ってきましたので、じゃあ自分ももう一度見るかと、散歩がてら徳川園辺りから代官町、鍋屋町を通って栄経由でミリオン座に向かうことにしました。

高井有一著「この国の空」=「永遠の0」などという馬鹿げた本ではなく、こうした作品がもっと読まれるといい

この国の空 (新潮文庫) 作者: 高井有一 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2015/04/30 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (2件) を見る 荒井晴彦監督、二階堂ふみ主演「この国の空」の原作です。

「馬々と人間たち」藤原帰一氏が邦題は「私たちのなかの馬」がいいと言っているが…

二、三日前に「馬々と人間たち」(リンク先音注意!)を見て、もうひとつのブログに感想を書いたのですが、 movieimpressions.com 今ググっていたら、「藤原帰一の映画愛」という、毎日新聞の連載ものなんでしょうか、11月4日と少し古い記事がなんですが、邦…

グザヴィエ・ドラン「MOMMY」フランス語の予告編を見ても面白そう!「わたしはロランス」系か?

今日「トム・アット・ザ・ファーム」を見てきたところですが、早くも次回作「MOMMY」の公開が決まっているんですね。東京は、2015年4月25日(土)とのことですが、名古屋はいつになるんでしょう? グザヴィエ・ドラン『MOMMY』 (@XDolanJP) | Twitter Intern…

ユリイカ「ラース・フォン・トリアー特集」シャルロット・ゲンズブール、ステラン・スカルスガルドのインタビューが面白い

movieimpressions.com 「ニンフォマニアック」を見終えてネットをしていましたら、「ユリイカ」がラース・フォン・トリアー特集をやっていることを発見、早速読んでみました。 ユリイカ 2014年10月号 特集=ラース・フォン・トリアー 『奇跡の海』『ダンサー…

「軽蔑/中上健次」を映画にするなんて!?

軽蔑 (集英社文庫) 作者:中上 健次 発売日: 1999/02/19 メディア: 文庫 意図的なんだろうとは思いますが、シーンが変わっているのに段落が変わらないとか、主語が分かりにくいなど、すんなりとは読ませてくれません。集中力を要求されます。 それだけに読み…

浅野忠信&永瀬正敏

最近は、ブログも随分歯抜け状態になってきた。こうやって、ついには書かなくなり、しばらくすると他のプロバイダーで始めたりするという(笑)…、全く持っての情けなさ。で、「永瀬正敏、2週間で12キロ減量して役づくり」。「酔いがさめたら、うちへ帰ろう…

玄牝

女性器での性的快感を出産・性交で率直に表現したことに驚愕の声!河瀬直美監督『玄牝-げんぴん-』(1/2) - シネマトゥデイ この記事のタイトルのつけ方はどうなんでしょうね? それはともかく、河瀬直美監督、相変わらず難しいタイトルをつけます。「げん…

シネコン各社サービス比較表

シネコン各社サービス比較表なるものがあった。で、先日のことを思い出した。109シネマズ名古屋で「悪人」を観ようと、オンライン予約を試みたのだが、座席指定がブロックごとにしかできなかった。結局、あきらめて、窓口で買うことにした。これでは予約の意…

「ノルウェイの森」残念でした!

金獅子賞はS・コッポラ監督『サムウェア』、ベネチア国際映画祭 写真8枚 国際ニュース:AFPBB News ヴェネチアの金獅子賞は、ソフィア・コッポラ監督の「サムウェア」だったようです。 ノルウェイの森のトラン・アン・ユン監督は、結構好きな監督ですので、…

深津絵里、モントリオールで最優秀女優賞

第34回モントリオール映画祭で、李相日監督の「悪人」に主演した深津絵里が最優秀女優賞を受賞したようですね。 http://mainichi.jp/enta/cinema/news/20100907dde001200027000c.html この映画祭では、毎年のように、日本映画が何かの賞を取ってます。日本映…

「ヤクザガール」で11歳荒川ちか主演

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100814-00000045-spn-entによると、 11歳の美少女が、いきなり“海外デビュー”する。神奈川県出身の小学5年生、荒川ちか。浅野忠信(36)が主演した「モンゴル」の監督、セルゲイ・ボドロフ氏(62)に認められ、…