ビルトイン IH クッキングヒーターの交換を自分でやってみる

IH クッキングヒーターが壊れてしまいました。

三化工業 SNK というところの製品で、この製品、当初から結構トラブル続きで、使用し始めてから2,3年で一度交換してもらっている曰く付きのシロモノで、数ヶ月前から、メインスイッチを切ってもパイロットランプは消えず、次に使おうとしても電源が入らないという状態になってしまいました。

で、数ヶ月前のことですから今となってはどうでもいいことですが、壊れた時点でメーカーに電話を入れたところ、何と言ったか正確ではありませんが、ニュアンスとしては「その製品はもう部品もないし修理もできないので新しいの製品を買ってください」こんな感じでした。

こんな対応でいいのかなとやや気にはなったのですが、何せ13,4年経っていますので、やむを得ないかとあきらめ、いろいろやってみたところ、メインスイッチを切らなければ使えることが分かり、出掛ける時など、パイロットランプが点きっぱなしで不安な時はブレーカーで電源を落とすという使い方でこの数ヶ月をしのいできました。

で、先週、ついに使用中に通電しなくなることが何度か発生するようになり、これはまずいと交換を決意しました。

Panasonic KZ-V373S

で、購入したのが、下の画像の Panasonic KZ-V373S です。量販店で買いますと随分するのですが、自分で交換できるのであれば、ネットで買えば11万円程度で売られています。また、古いクッキングヒーターは60cm幅のものですが、75cmのものも本体は同じで上のテーブル部分が広いだけとのことで、75cm幅のものを購入しました。

交換方法は、不幸中の幸いというやつで、これまでの故障経験で、取り外し方をマスターしてしまいました(笑)ので難しいことは全くなく、調理台に穴が開いていて、そこにスポンとはめて電源を差しこむだけです。

古い IH クッキングヒーターを取り外す

取り外し方は、設置説明書が残っていれば記載されていると思いますが、要はクッキングヒーターが前後左右に動かないように2,3ヶ所に固定金具があり、それを緩めて、本体を持ち上げるだけです。

今回の場合は、「」の排気口の中に後へ固定するネジがあり、「」「」のシルバーバネルを手で外しますと固定金具がありますので取り外します。

」の排気口パネルを取って上から見たところです。大きめのネジが2つありますので、これを緩めて下の金属パネルを手前(写真では下)へずらします。本体を少し持ち上げてみれば取り外せる状態になったかどうかは分かります。

」のシルバーバネルを外したところです。写真では写っていませんが、奥に次の写真の留め金がありますので外します。「」も同様です。

固定金具を外しましたら、奥を持ち上げて少し奥へずらすようにして本体を取り出します。取り外す写真はありませんが、4枚後の取付写真の感じです。

簡単に取り外せました。

取り外した後はこんな感じに穴が開いているだけです。

IH クッキングヒーターを取り付ける

KZ-V373S を開封しました。幅が15cm広いと随分大きく感じます。

取り付け方は設置説明書がついていますのでそれに従っていくだけです。

まず、本体の手前を穴に入れてゆっくり奥を収めていきます。

穴に収まりましたら、あとは前後左右の位置を説明書に従って調整していきます。

位置が決まりましたら、取り外しと同じように排気口に留め金がありますので、説明書の指示通りに締め付けます。こちらのネジは1本だけでした。

次は前面です。こちらも真ん中辺りに1本あるだけです。

後は、説明書に従って操作パネルやグリル扉を取り付けるだけで完成です。

楽天の最安店で購入しましたが、当然ながら全く問題ありません。