参院選挙=メディアの情勢分析って投票に行く気をそがないか?

参議院選挙の投票日が迫ってきました。

そろそろ各新聞社が選挙日前の情勢分析を出し始めました。画像は7月7付の中日新聞ですが、その他、朝日、読売、毎日各社が出していると思います。

たとえば、これ、愛知選挙区ですが、

自民現職の〇〇が独走し、何百万票を更新する勢い。 
「与党で二議席」を目指す公明新人の〇〇は、二位争いをリードする。
民進現職の〇〇は、当選圏内に入る。
残る一議席を巡って、共産新人の〇〇と民進新人の〇〇が接戦。

と、記事にされていますが、たとえ期日前投票があるにせよ、ほとんどの人が投票していないのに、「え!?もう結果出てるじゃない!」と投票に行く気をそぎませんかね?

新聞社は、一体何(データ)をもってこの記事を書いているのでしょう?
また、何を意図してこの記事を書いているのでしょう?

たとえば、自民党〇〇独走だから、自民党支持者にもう選挙いかなくてもいいよ、とか? 公明党〇〇も大丈夫とか? いやいや、このケースはあり得ないですよね。創価学会ですから、何があっても選挙行きますよね(笑)。

話がそれました(笑)。

で、三位の民進〇〇はともかく、残る一議席、共産と民進の争いって、たとえば、反安倍政権の意思がある者(私もそうですが…)がいたとして、SEALED が言っているように、これは政権選択の選挙ではないのだから、反安倍政権の議席を増やそうと考えても、あれ?どっちに入れてもおんなじじゃん、と考える可能性もありますよね。

まあ、中日新聞=東京新聞は、今のところ反安倍政権の姿勢を明確にしていますので、「改憲勢力が2/3に迫る勢い」と言われている現状でこれはないとは思いますが、いずれにしても、選挙速報と同じで、自分の一票の意味の無さを目の前につきつけられている感じがします。

選挙に行け、行けと言われているのに、選挙に行く前に結果を目の前につきつけられてもねえと、何ともやるせない「選挙」という×××な行為です。