徒歩で行く野外民族博物館「リトルワールド」

リトルワールド」は愛知県犬山市にある野外民族博物館です。一応博物館を名乗っていますので「世界各地から集められた約6,000点もの民族資料を展示した本館展示室と23カ国32の家屋が立ち並ぶ野外展示場で構成された野外博物館(犬山観光情報)」ですが、エンターテイメント色がかなり強く、「肉とかけて花ととく どちらもめっちゃ好き。リトルの夏は肉と花」などというレベルの低い(ごめん)宣伝方法を取っています(笑)。

リトルワールド

徒歩で行くリトルワールド 

四連休の一日、ウォーキングも兼ねて出掛けました。徒歩で行く人はほとんどいないと思いますが、名鉄広見線の西可児から徒歩1時間です。

広見線の車窓から。広見線は名鉄犬山駅から可児を経て御嵩まで走る路線です。西可児は犬山から3つ目の駅で10分位です。

西可児駅、ひとつ前の善師野駅は無人ですが、ここはそこそこ大きな駅でした。

西可児駅の正面、隣にはパレマルシェというスーパーがありますし、バローもありました。住宅地なんですね。

駅前の通りはこんな感じ。

途中消防署がありました。出動していないのはいいことですね。消防自動車に「可茂消防本部」とあります。「美濃加茂」と文字が違うのは「可児」と一文字づつ取っているからだそうです。

緑がきれいです。雲ひとつありません。

前半は歩道があったのですが、後半こんな感じで歩道がなくそこそこ交通量もありますのでちょっと怖いです。こういう感覚はいつも車で行動していますと気づかないですね。

幹線道路からの分岐に立っていました。

車は渋滞気味ですね。分岐あたりにも駐車場が用意されており、そこから徒歩の場合は写真の右端の歩道を歩き、ここから右に曲がり林間の小道を歩きます。

こんな感じです。ガードレールの所々にライトやランタンが括り付けられておりなんだろうと思いましたが、多分ナイトフェスティバルというイベントがあるようですのでその場合に点灯させるのでしょう。

リトルワールド到着です。

エントランス、通常の四連休中にしては少ないとは思いますが、写真の印象以上の人出ではありました。

ゾーンⅠ/石垣島、アイヌ、台湾

ひとつ目の「沖縄県石垣島の家」は撮り忘れてしまいました。ふたつ目の「北海道 アイヌの家」です。

「台湾 農家」

ゾーンⅡ/ティピ、ナバホ、トリンギット、ペルー

「北アメリカ 平原インディアンのテント」

「アラスカ トリンギットの家」

「ペルー 大農園領主の家」

ゾーンⅢ/バリ島、トバ・バタック、ヤップ、サモア

「インドネシア バリ島貴族の家」

お昼休憩です。おにぎりを持ってきてよかったです。園内各所で飲食はできるのですが結構どこも混み合っていますし、とにかく今日は暑いですし、その中で並んでその上「肉」など食べる気はしません。涼しい風が抜ける木陰でおにぎりをいただきました。

「インドネシア トバ・バタックの家」壁面にオランダ軍の高射砲に撃墜される日本軍の飛行機が描かれていました。

「ミクロネシア ヤップ島の家」

「ヤップ島の石貨」世界最大のお金として有名だそうです。と言っても交換貨幣というよりも持っていて価値があるという意味でしょう。直径1.55m、重量655kg

ゾーンⅣ/ドイツ、フランス、イタリア

「ドイツ バイエルン州の村」

この一帯は人が溜まっていました。ごちゃごちゃしていて展示物なのか飲食施設なのかわかりません。

「フランス アルザス地方の家」なのかな? ごちゃごちゃしています。

「イタリア アルベロベッロの家」

ゾーンⅥ/ニャキュウサ、ンデベレ、アフリカンプラザ、カッセーナ

「タンザニア ニャキュウサの家」

「南アフリカ ンデベレの家」

「西アフリカ カッセーナの家」何でつくられているのわかりませんでしたがこれによると土壁のようです。

ゾーンⅦ/ネパール、インド、トルコ、タイ

「ネパール 仏教寺院」

「インド ケララ州の村」

「トルコ イスタンブールの町」

「タイ ランナータイの家」

ゾーンⅧ/韓国 農家、韓国 地主、山形

「韓国 農家」

「韓国 地主の家」

園内各所で「民族衣装体験」というイベントをやっており、ここでは子どもたちがチマチョゴリを着て写真を撮っていました。チマチョゴリって座るとふわっと広がってきれいですね。

ということで「小さな世界」を堪能した一日でした。帰りのエントランスです。帰りは犬山駅までバスです。

犬山駅前、犬山祭の山車を模したものでしょうか。

犬山駅東口、正面が駅舎、3時半です。

ということでウォーキング4.2km、園内は2.5kmありますが実際にはもっと歩いているとは思いますので実質8kmくらいのウォーキングでした。